タクシードライバーへの転職者から見た転職するメリットとデメリット
2017/06/27
30代のときに異業種からタクシー運転手に転職をした経験者から見たタクシー運転手への転職のメリットとデメリットです。
最大のメリットは採用率が高いこと、デメリットは腰に負担がかかること
現在の会社や業界からの転職を考えている人で、同業種や同職種への転職ではなく異業種への転職を考えている人の中には、転職後はタクシードライバーになりたいと考えている方も多いのではないでしょうか。異業種からのタクシードライバーへ転職をした経験者として、タクシードライバーへの転職へのメリットとデメリットをまとめました。
メリット1:タクシードライバーは、未経験でも年齢に関係なく採用率が高い
まず、転職活動時点での大きなメリットとして、未経験者でも採用率が高いということがあります。一般的な仕事への転職の場合には、経験者を優遇する場合が多いです。特に年齢を重ねていると、採用後の社内での年齢バランスなどからも経験者でないと採用されません。
しかし、タクシードライバーの場合は普通自動車運転免許を取得している方なら、年齢関係なく採用されやすい傾向にあります。その理由はさまざまな理由がありますが、タクシードライバーの場合には、同僚と一緒に仕事をすることがありません。そのため年功序列的な社内の人間関係や上司・部下の年齢差などを考慮する必要がありませんので、人間性とやる気のみが採用基準になるということが大きいのではないかと思います。
メリット2:転職後に二種免許の取得を補助してくれ、運転経験が活かせる
一般的に、転職をするにあたり、転職先で必要な資格や経験は事前に取得しておくことが求められますが、タクシードライバーの場合には、仕事に必要な二種免許資格の取得を補助してくれます。
また、これまで会社の通勤で車を使っていたり、運転を好きな方なら、その経験を最大限に活かすことができます。
メリット3:年齢に関係なくお金を稼ぐことができる
やりがいを持つことは健康にもよく、最近では高齢化が進んでいますので、長く働かないといけない社会になっています。そう考えると、会社を退職後のことも考えておかないといけません。また、一般的な会社では40代までは給料が上がりますが、その後は社内のポジション競争などの結果によって、給料が下がりだすことも少なくありません。
その点、タクシードライバーの場合には、個人でお金を稼ぐ仕事ですので、年齢に関係なくお金を稼ぐことができます。また、長く経験をすれば、固定のお客さまも増え、年齢に関係なく収入が安定します。
定年後にも雇用してもらえるタクシー会社も多く、また、個人タクシーとして独立するという方法もあり、長く働け、稼げる仕事です。
これまで、メリットを書いてきましたが、当然、デメリットもあります。
デメリット1:長時間の運転は腰に負担がかかる
メリットの多いタクシードライバーの仕事ですが、デメリットの部分もきちんと把握をしておきましょう。
タクシードライバーは仕事上、どうしても長時間車に乗り続ける必要があります。同じ姿勢を取り続けていますと、腰に負担がかかってしまいます。タクシードライバーの方に腰痛持ちが多い原因です。
この点は、適度に体を動かしたり、休日に運動するなどの体のケアをしておかないといけません。
デメリット2:さまざまなお客さまの接客が求められる
タクシードライバーの仕事では、1日に何十人という人を乗せます。良いお客様もいれば、理不尽なお客様もいますので適切に接客をする必要があります。
最近ではサイレンスタクシーという会話をしないことが売りのタクシーも出てきました。かつては、タクシードライバーというとお客さまとの会話をどれだけ楽しませるかということが求められるケースが多かったですが、最近では、しゃべらないことを求められることも増えてきました。
その点の見極めをしながら仕事をしないといけません。
デメリット3:交通事故や違反
タクシーはお客様を乗せて運転することになりますので、安全に十分注意をする必要があります。丁寧な運転を心がけて、お客様に安心して乗ってもらうことが大切になります。
タクシーはバスとは違い、いつも決まった場所を走るわけではありません。初めての道を走ることもあります。どれだけ注意していても、初めての道路では道に迷わないことに気を取られ、注意力が落ちてしまうこともあります。
メリットやデメリットはどの仕事にもつきものです。また、タクシードライバーの働き方には様々ありますので、自分にピッタリの働き方ができるタクシー会社を探してみましょう。
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