タクシードライバーへの転職

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運送業のトラック運転手からタクシー運転手に転職した体験談

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北関東で、運送業でトラックの運転手をしていた30代の男性が親の介護をきっかけに東京都内のタクシー運転手へと転職をした体験談です。同じ運転業ですが、その違いに戸惑いながらも満足していているという体験談です。

親の介護を機に時間の都合がつきやすいタクシー運転手に転職

私は、北関東出身者ですが、離婚を機に親の介護もあるので同居するために東京都内に引っ越しをすることになりました。都内への引っ越しするとともに、介護のための時間の融通がきくタクシー運転手の仕事に転職しました。

 

同じ運転業でも、トラックとセダンの車のサイズ、感覚の違いに戸惑い

前職は2トントラックを運転する運送業でした。車の運転には慣れているつもりでしたが、2トントラックとタクシーのセダンタイプの車との間隔の違いにはしばらく戸惑いました。私の場合には、前職でトラックを運転していたので、戸惑いましたが、そうでなくても、最近では、自家用車が、ミニバンもしくは軽自動車という人が多く、セダンタイプの車を運転するのは自動車教習所以来という人が多く、その違いに戸惑う人は少なくないようです。

 

土地勘がなく、道を覚えるのに苦労したが、カーナビやスマホの地図アプリの活用で乗り切る

前職の運転手としての経験と就職しやすさからタクシー運転手を選びましたがやはり土地勘のない場所のため、研修中や乗務し始めたばかりの時は道を覚えるのに苦労しました。

 

運送業の場合には、行先というのはほとんど決まっていましたので、道に迷うということがありませんでしたが、タクシーの場合にはそういうわけにはいきません。ですが、まずタクシーには、カーナビが装備されています。また、自分のスマホの地図アプリもありますので、そういった機器を活用して道を覚えました。

 

特に最初のころは「流し」での営業をしながら、道を覚えました。適当にお客さまがいそうなところを走るのではなく、〇〇へ行くお客さまを乗せているというようなことをイメージしながら、営業区域内のさまざまな場所を走るようにしました。そうすると、半年ほどでなんとかなるようになりました。

 

やはり、東京都内はお客さまが多く、思っていた以上に忙しい

転職して良かったことと言えば、思ってた以上にお客さんがいるということです。曜日や天気などによりますが、忙しい日はずっとお客さんの乗せているような日があったりします。

 

私の出身地ではタクシー運転手は暇な印象しかなく、東京都とはいえどこまで仕事があるのかと不安でしたが、予想以上の忙しさでなんとかやっていけています。とはいえ、道に不慣れな部分があるため道に詳しいお客を乗せた時はクレームをつけられたりということはあります。

 

酔った勢いで罵声を浴びせてくるような人や、酔っ払い客が社内を汚すこともあります。そういったことは、仕事上仕方ないことと割り切っています。

 

親の介護のために働きやすく、転職して成功。唯一の後悔は体がなまって太ったこと

いろいろと大変なことはありますが、もともと親の介護のために時間の融通がきく仕事としてタクシー運転手を選びました。その点については、思っていたとおりの環境を得ることができ、満足しています。

 

唯一の後悔している点は、運送業では、荷卸しなどの肉体労働が伴いましたので、それなりに引き締まった体をしているつもりでしたが、タクシー運転手になってからは肉体労働がなくなり、体がなまってしまい、筋力が落ち、太ってしまいました。

 

これまでは、意識して運動するということがありませんが、腰を悪くしがちな職業ということもあり、しっかりと筋力でカバーしたいと思い、最近は、ジョギングをしたり、筋トレとするということを始めました。

 

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