サラリーマンからタクシー運転手へ転職をすることは意外と簡単にできます。タクシー運転手を募集している企業の殆どが「未経験者歓迎」となっていて、普通免許さえあれば応募が可能です。
では、タクシー運転手への転職の際に注意するべき点とは?
タクシー運転手への転職をする際に注意した方が良い点3点を数社のタクシー会社で働いたことがあるタクシー運転手から聞きました。
しっかりとした会社を選ぶこと
タクシー運転手の募集は、新聞広告やチラシなどでも多数みかけます。しかし殆どがコラムが小さく、必要最低限の条件が略語で記載されているものです。これらの求人ではどの様な企業なのかよく分からず、面接で訪問した段階で「失敗した」と思うこともあります。
まず、求人を探す際には企業の所在地や概要、募集条件・待遇などが明記されているところを探しましょう。
待遇面で大切なのは、事故補償があるという点です。社員が安心して仕事ができる様に会社がバックアップしているかを確認しましょう。
また、タクシー運転手に必要な二種免許を取得する為のサポート制度がある会社は優良企業と言えます。その他にもどうしたら売り上げを伸ばすことができるかなどを丁寧に指導してくれる会社であることも大切です。
どうしてもタクシー運転手は時間が不規則になりがちです。寮があったり、仮眠室が整っている会社は従業員を大切にしていると言えます。中にはガススタンドや洗車機を装備している会社もありますので、設備に関しては面接の際に確認しておきましょう。
時間が不規則になることを覚悟する
タクシー運転手の仕事は公共の交通機関が動いていない早朝や深夜に増えることになります。1日の勤務時間が20時間を超える日も多く、その為殆どのタクシー会社では「隔日勤務」となっています。毎日決まった時間に出社・帰宅できるとは限りませんので心得ておきましょう。
健康管理に注意すること
タクシー運転手になると、1日中車内で座ったままの態勢で過ごす様になります。タクシー運転手の多くが腰痛や肩こりに悩んでいて、運度不足になりがちです。時間があれば身体を動かす習慣をつけておくことが大切です。
また、お客の中には非常識な行動をする人も多く、特に酔っ払いを乗せてトラブルになるケースも多くあります。個室にお客と二人きりですので精神的にストレスが溜まる仕事ですので、自分なりにストレスを発散させる方法を考えておきましょう。
最後に、タクシー運転手は慣れてしまうと定年を過ぎても70代まで働くことが可能です。良い企業に勤めて個人タクシーとして独立を目指す様にするのがお勧めです。
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