タクシードライバーへの転職

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大企業からタクシー運転手に転職した人からのメッセージ

大企業からタクシー運転手に転職した人からのメッセージ

タクシー運転手は、ほとんどの人が異業種からの転職された人です。そんなタクシー運転手の中で大企業からタクシー運転手に転職した人からこれからタクシー運転手への転職を考えている人へのメッセージです。

タクシー運転手は決して割の悪い仕事ではない

タクシー運転手は給料が安いと言われますが、決して、割の悪い仕事ではありません。確かに、タクシー運転手の給料は歩合制ですので、長距離のお客様や、指名のお客様などがいないと安定した給料は得られにくいという点はあります。ですが、仕事というのはお金だけが満足する要素ではありません。

 

人間世界の縮図を見ることができるのがタクシー運転手の仕事

タクシー運転手の仕事をしていると「人間世界の縮図」をみれるような気がします。疲れ切った管理職の方々や、酔っ払い。

 

こういった方々をみていると、

「ああ。今日も世界は動いているんだな。そして、このなにかにストレスを持っている酔っ払いや、世のため人のため家族のため、あるいは自己満足のために働いている人たちを、今日も私は、安全に移動させているんだ。」

 

という誇りを持つことができます。そしてタクシーに乗ったお客さんは、あなたにグチをこぼすこともあるかもしれません。

 

旅行者のお客さんが、「ねえ、運転手さん。この街ってどんなまちなの?」と聞かれるかもしれません。タクシー運転手はそれに受け答えする。街を案内したり、街に関するインフォメーションをお客さんに与えることができる。これってステキな仕事じゃありませんか?

 

給料はともかくとして、人の役には大いにたっていると思います。

 

タクシー運転手にはさまざまな経歴を持つ人がいる

あなたがタクシードライバーになる理由は、これもまたさまざまかもしれません。もしかしたら私と同じように大企業で働いていた、大企業の縦社会に嫌気がさしたのかもしれませんし、ただただ学歴もたいしたもんじゃなく、タクシードライバーぐらいしか、自分を雇ってくれるところがなかったのかもしれません。

 

ここで気をつけてもらいたいのは、ほんとに大企業などの安定した職業についていた人でさえ、タクシードライバーに転職する人もいる、という事実です。私は家族には反対されました。あなたは一家の大黒柱なのだから、多少のストレスは我慢して、安定したお給料をもらってきてよ。と家族に言われました。

 

だけど、様々な理由で、タクシー運転手という仕事を選んだのです。もし、あなたがたいした学歴もなく、タクシー運転手なった、という方なら、大企業をやめた方と同じゴールに立っているのです。

 

社内での出世競争や派閥争いとは関係なく、長く収入を得ることができる

タクシー運転手の給料は安いと書きました。ですが、長期的に見た場合には、人生どのようになっているかはわかりません。私は大企業にいましたが、大企業では、収入を上げるためには、社内での出世競争に勝ち続けないといけません。自分の能力だけでなく、派閥間の争いでポジションが決まることもあります。

 

数十年前に大企業を辞めたときに同僚には何をバカなことをしてるんだと言われました。そして、給料も下がりました。ですが、そんな同僚も中高年になってからポジション争いに負け、閑職についてたり、転職をした人も多くいます。今となっては私より低い給料になっている人もいます。

 

タクシー運転手の良いところは、長く続ければ給料が上がっていき、安定していくところです。転職してすぐには給料は下がりました。ですが、お客さまを獲得するコツを掴んだり、何よりも指名してくれるお客さまが増えていきます。高収入とは言えませんが、サラリーマンの平均収入よりも多くの給料をいただいています。会社であれば、40代半ば以降にはポスト競争が激しくなり、人によっては給料が下がっていきます。タクシー運転手であれば健康でさえいれば、同じ給料をもらうことができます。また、定年はありますが、定年後も雇い入れてもらうことができますので、長く続けることができます。

 

このページを見たということはタクシー運転手への転職に少しは興味があったのだと思います。一度、人材紹介会社などに相談してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

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