タクシードライバーへの転職

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東京の保険会社の営業マンが群馬でタクシー運転手に転職して元気に

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就職を機に群馬から横浜に出てきて、損保会社の営業マンをしていた男性が損保会社の仕事に疲れ、群馬に戻ってタクシー運転手となって元気になってきたという体験談です。

損保会社の営業ノルマに追い込まれ、ノルマに縛られない仕事としてタクシー運転手に転職

私は、もともと地元が群馬で、大学卒業まで群馬に住んでいました。就職を機に、横浜に出てきて中堅の損保会社の営業マンをしていました。就職先として、大きな拘りがあったわけではなく、大学が千葉で、経済学部を卒業したのでなんとなく、自然な流れで金融関係ということで損保会社に入りました。

 

損保会社の営業ノルマに疲れ切ってしまった

損保会社の営業ノルマは厳しいと言われていましたが、私にとって想像以上でした。毎月、売上の目標を決められて、競合他社がひしめく中での営業活動を続ける毎日に、すっかり疲れ切っていました。

 

損保会社の離職率は非常に高く入社して数年のうちに同期の1/3の社員が辞めました。中には自殺をしてしまった人もいました。そんな中、親の調子が悪くなってきたので、転職を決意しました。

 

群馬に戻ってタクシー運転手に転職

損保会社を辞めて群馬に戻ろうと決意したものの、何がしたいということはありませんでした。そのうえ、正直、群馬での転職先というのも限られていました。とにかく、苛酷なノルマがある仕事だけは避けたいと考えていました。

 

そのような条件だけで仕事を探した結果、タクシー運転手という仕事を見つけました。タクシー運転手にもノルマがある聞いたことがあるので、さまざまな情報を見たり、タクシー会社専門の人材紹介会社にも相談しました。その結果、ノルマはあるが、ノルマ達成は真面目に取り組めば難しくなく、最低限の仕事がノルマとなっていて、それ以上の売上は歩合給となることや、売上に対して強く責められるということも無いということを確認して、タクシー運転手に決めました。

 

実家に戻ること、お金の掛かる趣味がないので、お金の不安はなかった

また、実家に戻るということと私自身にお金が必要となる趣味がなかったので、収入面に対して大きな希望が無かったのは幸いでした。もし、ゴルフとかギャンブルとかにのめりこんでいたら、お金がいくらあっても足りなくなってしまいますので、もっと収入を求めていたと思います。今は、独身ということもありますが、結婚しても妻となる人が少しパートなどに出てくれれば贅沢はできませんが、生活はしていけると感じています。

 

タクシー運転手を選んだもう一つの理由は親が倒れた時にすぐに駆け付けることができる業種ということ

ノルマ・収入以外のこととして、タクシー運転手は親が倒れた時に、すぐに走っていくことが出来る業種だったということもタクシー運転手となった理由の一つです。タクシー運転手の仕事は、お客さまを乗せていてもほとんどの場合、1時間以内に降りられます。お客さまを降ろしたあとは、次にどこに行くかは自由です。そして、何よりも車に乗っています。だから、緊急時に駆け付けることができます。(もちろん会社には連絡を入れないといけませんが。。)

 

他の仕事、特に接客業であれば、突然抜けなければならない時でも、自由が利きにくいというのが普通です。幸い親はまだ倒れていませんが、親は息子が近くにいるということで安心した気持ちにはなれているようです。

 

お客さまとの出会いやきちんと休みが取れることで元気になってきました

タクシー運転手として仕事をしてみると、お客さんで乗ってくる人には、色んなタイプの人がいるので、人間観察にはなります。損保会社の時には出会う人、出会う人に対してどうやって保険を売るのかということばかりを考えていましたが、今はそのようなことを考えずに自然に接することができます。変な言い方かもしれませんが、人間らしい気持ちで仕事に取り組めています。

 

また、タクシー運転手は、確実に休みを取らなければならないという仕事の上での制約がありますので、強制的に休めないといけません。しかも、タクシーが無ければ仕事ができないので、仕事を自宅に持ち帰りようがありません。以前であれば、ノルマが達成できなければ土日も関係ありませんでしたし、自宅に帰って資料を整理したり、新しい保険の勉強をしたりと休むことができませんでした。

 

そのおかげでしっかり睡眠もとれるようになったので体調がかなり上向きになり、元気になりました!

 

 

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