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行政書士を廃業してタクシー運転手へと転職をした体験談

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2年間かけて勉強をして行政書士の資格を取得し、開業をしたもののうまくいかずに行政書士事務所を廃業してタクシー運転手へと転職をした男性の体験談です。

 

頑張って勉強をして行政書士資格を取得したものの独立開業は失敗

私は大学を卒業してから、就職をしたもののずっとその会社で雇われて働くのは嫌だと思っていました。独立開業をしたいと思ったのですが、何のスキルも資格もなかったので行政書士の資格を取得することにしました。

 

行政書士の資格を取得するために会社に行きながら2年間勉強をし、無事に合格することができました。これで独立してやっていけると意気込んで開業をしたものの行政書士の資格だけでは非常に厳しく食べていくことはできませんでした。

 

行政書士事務所を開業して3年間頑張ったが、廃業をすることに

行政書士事務所を開業してから3年間がんばってみましたが、やはり廃業することにしました。収入は少しずつ上がってはいたのですが安定をすることはできず、今後の見通しも明るくなかったので廃業することにしました。

 

そのとき私は36歳でしたから、あらたに再就職することは難しく、職さがしに困りました。さまざまな転職サイトや人材紹介会社、ハローワークなどを利用した結果、タクシー運転手として働くことにしました。

 

タクシー運転手の仕事はハードだと思ったが、意外とそうでもなかった

正直なところ、他の仕事では採用されなかったのでタクシー運転手となったという感じでした。タクシー運転手というと、昼夜関係なく働くイメージがあるので、肉体的にも精神的にもハードだと思っていましたが、これしかないと覚悟を決めて働き始めました。

 

しかしながら、働きだしてみると意外とそうではありませんでした。まず精神的な疲労が少なくなりました。私は精神的に繊細な部類の人間なので、前職の行政書士をやっているときも、お客様の電話対応など、かなり気を使いました。

 

お客さんとの会話もまったくストレスにならなかった

その点、タクシー運転手は、お客さんとの会話はあるものの「自分の車で話している」ということが、不思議とリラックスにつながって、気軽に会話ができるのです。これはほんとうに驚きました。もともと車の運転が好きだったこともあって、お客さんといる時間もまったく苦痛になりませんでした。

 

他の業種では、お客さんとは長いスパンで付き合わなくてはなりませんが、タクシー運転手とお客さんは、一期一会のようなところがあるので、気まずいことがあっても、「もう会わないだろう」と思うと気が楽です。もちろん顔を覚えてくれる常連さんもいましたが、そういったお客さんは会話も楽しくできる方だったので問題ありませんでした。

 

自分の力で稼がないといけないけども、独立開業と違ってお金の心配はしなくていい

もともと、自分の力で稼ぎたいと思っていて、独立開業をしたいと思ってたのですが、実際に独立開業してみると日々お金の心配をしないといけないということが非常にストレスでした。

 

タクシー運転手の仕事は基本的に歩合給ですが、それとは別に基本給が支給されます。歩合給なので自分の努力や工夫によって結果は違ってきます。その点、やりがいがありつつ、基本給があり、独立開業と違ってお金の支出は無いのでその点も私にぴったりでした。

 

タクシー会社と言ってもきちんと研修などもしてくれる

私のタクシー会社では、接客に対するマナーや、ドライバーの教育には力をいれていて、3ヶ月に一回、意識向上のための研修があります。最近では、海外からのお客さんも増えているので英会話の勉強などもしています。

 

タクシー運転手の仕事は私の天職

タクシー運転手になってよかったと思うことは、回りからの視線を気にせず、自分のペースで仕事ができるようになったことです。車内は自分の仕事場であり、お気に入りの空間でもあるので、これが私の天職だと思います。

 

 

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